自分が MacBook の MagicKeyboard(JIS) の配列に慣れてしまったので、それを Keychron K1 Pro(US配列) でも再現しようという試み。
キーボード側でキーボードの配列変更が行える(キーボードを別なPCに接続しても変更は維持される)。
変更できるキーの種類は次に示すように多岐に渡るので困ることはなさそう。
Keychron K1 Pro では、ハードウェアスイッチにより Windows と Mac の切替ができ、且つ ファンクションキー(Fn)を押していない時と押した時でも切り替えられる。
それらは QMK では LAYER(0〜3) という概念で示され、次のようになる。
MagicKeyboard(JIS) キーボードレイアウトと同じように、右下端のキーを Fn にしたいので。
実際には MagicKeyboard のそれは、Fn キーというよりカーソルの行頭/行末移動キーとして使っていた(command + ←/→ で行頭/行末 にカーソル移動したい)。
これは Mac では command+ ←/→ で行えるので、右下キーを command に割り当てた。
F1〜F12キーの動作が、輝度調整とか音量調整になってる。
macOS の設定を「F1、F2などのキーを標準のファンクションキーとして使用」に変更しても効かない(なんで?)
Keychron のスイッチを Win/Android にすると効く(なんで?)が、それだと左下キーボードレイアウトが ctrl/option/command から ctrl/win/alt になってしまう(command がどっかいっちゃった)。
なので、Keychron のスイッチは Mac/iOS のまま、QMK にて F1〜F12 に割り当てられているマルチメディアキーを F1〜F12 に設定した。
左小指で ctrl を押すクセが付いてしまったので。
※これは macOS の機能(下図)でも変更可能だが、せっかく QMK が使えるので、一貫して QMK に任せることにした。
caps lock キーはほとんど使わないので、Fn を押しながらで機能するようにした。
これは QMK/VIA ではムリ。 IME は ATOK を使っているが、command キーの左右で IME を OFF/ON させられるようなキーコンフィグは無いし、QMK で command キーを command 以外の機能を割り当てたら、当然だけど command キーの役割を果たさなくなって本末転倒。
で、以前までは Karabiner-Elements の「コマンドキーを単体で押したときに、英数・かなキーを送信する。 (左コマンドキーは英数、右コマンドキーはかな)」を使ってたんだけど、これにより IME ON/OFF は期待通りの動きをするのだが、command キーのショートカット機能(例: command+q でアプリ終了など)が効かなくなってしまった。
そこで、⌘英かな を使用してみたら、期待通りの挙動になった。
こんな感じになった(オレンジが変更箇所)。
これは LAYER0 の割り当てなので、capslock は無し。LAYER1の方で左下のキーに割り当てている。
次は Windows、LAYER2、3 のカスタマイズを行う予定。