MonoDevelop をビルドするまで on macOS

Visual Studio for Mac を更新すると、IME が動作しない(例:日本語が入力できない、IMEのON/OFFができない、など)ことが、まあまあ良くある。

↓ まあ元が OSS の MonoDevelop だし、日本語入力環境を使っているコントリビューターなんて稀なのでは? ↓ じゃあ、その辺直せるようになったらコントリビューターワンチャンあるで! ↓ まずは MonoDevelop を自力でビルドしてみよう!

というわけで。

Steps

(かなり高い確率の)たぶんですが、先に Xcode Command Line Tools がインストールできていれば、 6. 〜 12. くらいまで全部 3. のスクリプトがやってくれると思いますお。

  1. Development - Getting Started | MonoDevelop を見る
  2. "If you’re on OS X you can also try @dvdsgl’s one step install: https://github.com/dvdsgl/monodevelop-build" をハケーン
  3. 適当なディレクトリを作って Terminal で ruby -e "$(curl -fsSL bit.ly/1zCQCam)" を実行
  4. 途中で macOS のパスワードを聞かれるので入力する
  5. また待つ
  6. Error: You must have `automake' installed to compile MonoDevelop.」 が出る
  7. brew install automake を実行する
  8. 「Error: Xcode alone is not sufficient on Sierra. Install the Command Line Tools: xcode-select --install」 が出る
  9. xcode-select --install を実行する
  10. なんかダイアログボックスが出てくるのでそれに従い Xcode Command Line Tools をインストールする
  11. もう一度 brew install automake を実行する → 成功
  12. monodevelop ディレクトリに移動して ./configure --profile=mac を実行する(参照) → 成功
  13. make を実行する → 待つ → 待つ → 待つ → 成功
  14. make run を実行する → MonoDevelop が起動する(↓ババーン)

image.png

おーこれが素の MonoDevelop かー(初めて見たw)。 ソリューション作成はできたけど、実行したら IDE もろとも落ちたけど、これからこれから。

おまけ

Visual Studio for Mac で monodevelop/main/Main.sln を開いて config を DebugMac にして実行したら、 MonoDevelop がビルドされて起動した。