地図上での位置は「緯度経度」で表します。英語だと「latitude, longitude」ですね。
これらの単語、コーディングする際は短縮したいわけです。latitude は lat
で全会一致です。問題は longitude 。
業界?の中では、longitude の略し方についての議論が度々沸き起こります。
例えば、、、
初めは、タイトルの議論で推移していましたが、次第に略し方の議論に。。。
lon
派の方の意見。
そういえば緯度経度のうち経度(longitude)をlong, lon, lngなどと書く場合があるんだけど、longは長整数型のために予約語になってる場合があるのと、lngだと「イング」と読めてしまうからという理由でlonにしてる。
— Masaki Ohashi (@ohashimasaki) March 5, 2013
lng
支持?な方々
最近Google Maps APIを触っていたので、CHINTAIの地図で経度(longitude)のパラメータがlngじゃなくてlonなのが新鮮に思えた
— Ryusuke SEKIYAMA (@rsky) September 23, 2010
振り回されてる方々
lngとlonで5分ハマったー
— ばん↓どう↑さん↓ (@netartjp) September 17, 2013
おいマジか Yahoo!(笑
とこのように、一つの企業内でも「揺れ」が生じてしまう程度にはバラバラな感じです。
で、デファクトスタンダードはどれなのよ?をいろんな地図に関する Web API の仕様から一覧化してみました。
Google は神!Google 先生について行きます!
頭から3文字取ったら普通これだろjk
「〜itude」は同じなんだから、それより前の部分を省略形にすべきだろ(でっち上げの根拠ですw
こんなに迷うなら、いっそ省略形など要らぬ!
だってペアじゃないと意味ないじゃん?
所詮座標でしょ?(ホジホジ
数では lon
派が優勢。しかし開発者の目に触れる機会では Google が居る lng
の方が多いのかも。
MS、Facebook など、割と巨大企業が 略さない を選択してるのも面白いですね。
ペアに名前を付けるやり方は、座標の順番が 緯度→経度 なのか、経度→緯度 なのか揺れるのであまり好きじゃないですね。
XY と同じ概念で扱うのは、そもそも地図以外での利用を想定していたり、地図でも投影されたXY座標を想定しているものが多いですが、XY と LatLon って、これまた混乱するんですよね。Lat って Y なの?順番逆なの?って。
個人的には 略さない派 だったのですが、そうは言っても短く書きたいので、最近は lon
派です。理由は、
「オレオレ緯度経度クラスを使いたいが、Google に LatLng
を取られちゃってるから」
クラス名が衝突すると、いろいろ面倒だし、クラス名に Prefix 付けるのもダサいし。。。
というわけで、終わらない争いと知りつつまとめてみました。 上記に載っていない情報があったら教えてもらえると嬉しいです。