WiFi 位置測位の精度を調べてみた(沿岸道路編)
えーと、今年もよろしくおねがいします。
WiFi 位置測位の精度を調べてみた で、WiFi(というか NETWORK_PROVIDER)の位置測位が結構精度が高い事を紹介しましたが、いろんなケースでデータを取ってみないとなんとも言えないので、今日浜松に遊びに行った際に GPS_PROVIDER と NETWORK_PROVIDER でロギングしてみました。
環境 #
- 使用端末: IS03
- 移動ルート: 愛知県豊橋市 → 静岡県浜松市
- 移動手段: 車(主に国道1号線、国道23号線)
- 移動時間: 約50分
- GPS 有効、WiFi 有効
計測方法 #
- 5分に1回計測を行う。
- GPS(GPS_PROVIDER) と WiFi(NETWORK_PROVIDER) を同時に計測開始する。
- GPS を起動し、計測が完了したらすぐにGPSを終了する。5分後また起動…その繰り返し。
結果(青:GPS、赤:NETWORK) #
ロギング間隔を前回の1分から5分にしたので、点と点の距離が結構開いてます。
前回の電車通勤時では、線路周辺に WiFi 基地局がたくさんあるため NETWORK_PROVIDER でもなかなかの精度が出ると予想しましたが、その推測は正しかったようで、今回の場合、家がほとんどない沿岸道路(浜名バイパス)を走行時の測位はかなり精度が落ちています。
おそらく WiFi での測位をあきらめ、3G基地局での測位に切り替わっていると思われます。
ちなみにこの時に Accuracy は、3900~4900m 、浜松市街では 60~80m でした。
また今回位置がぶっ飛ぶ現象は発生しませんでした。偶然かなあ。
印象としては NETWORK_PROVIDER でも Accuracy が 100m 以内のデータはそれなり精度で使えるんじゃないかなあ、という感じです。
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